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弁護士の転職先の探し方

従来、弁護士は個人事務所に通称「イソ弁」として勤務し、そこで様々な経験を積んで独立し個人事務所を開設するというのが一般的でした。しかし司法制度改革により弁護士の数が増えると同時にその活躍の場が広がりました。例えば企業や地方公共団体が弁護士を採用するようになっています。企業であれば法務部の従業員として契約書のチェックや顧客や取引先と法的トラブルになりそうな案件に対処するといった活躍が期待されています。

そしてもし訴訟になったときは法廷でその企業の代理人として活躍することになります。地方公共団体では一公務員として議会に提出する条例案のチェックやごみ屋敷問題や公共団体所有の土地の不法占拠などにおける強制代執行の手続きなどに法律家として対応します。さらに児童虐待における親権の問題など現代の行政活動においては法的対応が求められることが多いので各部署の担当者と協力して行政職員として問題の解決にあたります。このように活躍の場が広がっている弁護士ですが従来であれば個人事務所に勤務し、そこの経営者とうまくいかず、一方独立まではまだ経験を積む必要があるときなど同じ弁護士会内で転職すると前の事務所の人と出会うことも多く気まずいということがありましたが、現在ではそのようなことがなく気軽に転職できます。

そしてこれらの転職情報は各企業や各地方公共団体のホームページの採用情報のところに掲載されていますので、見つけやすいです。

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